“帰ってまいりました”には、枕詞として「恥ずかしながら」を必ず付け加えてしまう店主。
その帰ってきたのは、猫のみーちゃんである。
涙の別れから、数年後、諸事情激変し、当店、また、猫を飼えるようになった。
これをうっかり?話したら、みーちゃんは即刻、離縁。 戻されることになったのである。
みーちゃんを飼ってくれていたのは、本当に親切なひとで、当時、店主が困り果てていたのを見かねて、
「本当は飼いたくないのに」むりをして飼ってくださっていた、のであった。
その間、みーちゃんは、そのご恩に報いることなく。いろいろと悪さをしていたらしい。
ふすま、障子、部屋はぼろぼろ、脱走は日常茶飯事だった。とのこと。
戻されて当然だ!?