お店で長く生活している熱帯魚たちには、自然と名前がつけられる。
誰が名付けたか。レッドコロソマ2号
思えば、入荷直後から協調性のないコロソマであった。
エサは、我先にとほおばり、一緒に入荷された一族郎党、お友達を痛めつけ、誰とも仲良くできず、隔離されることになる。
なんだか買ってくれる人もなく、とうとう20㎝を超える大きさになった。その間、エアチューブはもちろん、奮発してつけてあげたエーハイム水中ポンプのコードを噛み切り、今は、塩ビパイプから空気を送られ生活しているのだ。
きっと、誰も買ってくれないよ。レッドコロソマ2号。